1. 全体概要と結論
Microsoft Intuneに登録されたデバイスを別のテナント(テナントB)に登録しようとした際に発生するエラー「808 – ZtdDeviceAssignedToOtherTenant」の解決方法を調査した。問題の根本原因は、デバイスが既に別のテナント(テナントA)に登録されていることである。さらに、テナントAのライセンスが期限切れでデバイス削除ができない状況が確認された。
最終的な結論として、必要な情報を提供し、Microsoftを通じてデバイス削除を完了することで、テナントBへの登録が可能となる。
関連サービス
- Microsoft Intune
- Windows Autopilot
- Microsoft Entra ID (旧Azure AD)
主要な課題
- デバイス登録エラー(808 – ZtdDeviceAssignedToOtherTenant)
- テナントAでのデバイス削除不可(ライセンス期限切れ)
- テナントBへのデバイス登録の実現
結論
テナントAで登録されたデバイスを削除するには、デバイスの所有証明書類や詳細情報をMicrosoftに提出する必要がある。削除が完了すれば、テナントBでの登録が可能となる。手続きには数日以上かかる可能性があり、追加情報の提供が求められる場合がある。
2. 調査内容
2.1. Intuneデバイス登録エラー「808 – ZtdDeviceAssignedToOtherTenant」
調査の目的
テナントAで登録されているデバイスを削除し、テナントBで新たにデバイスを登録する方法を明らかにすることを目的とした。
発生している疑問・懸念
- テナントBにデバイス登録を試みるとエラー「808 – ZtdDeviceAssignedToOtherTenant」が発生する
- テナントAのライセンスが期限切れでデバイス削除ができない状況
関連環境
- テナントA:ライセンス期限切れ、Intune管理にログイン不可
- テナントB:新規デバイス登録を試みるもエラー発生
- デバイス:Windows Autopilot設定済み
調査結果
エラー「808 – ZtdDeviceAssignedToOtherTenant」は、デバイスが既に別のテナントに登録されている場合に発生する。元のテナント(テナントA)でデバイス登録を解除する必要があることが判明した。
【技術解説】
デバイスがテナントAに登録されている状態で、テナントBに登録を試みると、Autopilotのハードウェアハッシュが既存のテナント情報と競合し、エラーが発生する。テナントAのライセンス期限切れにより、通常の削除操作ができないため、Microsoftを通じた手続きが必要となる。
推奨される対応策
以下の情報をMicrosoftに提出し、デバイス削除手続きを進める:
- デバイスのシリアル番号や納品書などの所有証明書類
- 該当デバイスの詳細情報(PC名、使用ユーザーのUPN名など)
- エラーを生成するデバイスCSVファイル
- Autopilot関連の診断データ(cabファイル)
具体的な手順:
- 管理者権限でWindows PowerShellを開き、以下のコマンドを実行:
Mdmdiagnosticstool.exe -area Autopilot -cab c:\out.cab
- 生成されたcabファイルをMicrosoftにアップロードし、削除手続きを依頼する。


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